現場研修 ~其の弐~
本社営業の高橋です。
前回に引き続き、現場研修での個人的な感想を書き綴っていきたいと思います。
今回は研磨での体験からになります。
研磨といっても色々な依頼があり、新規品の刃を研磨で作成したり、刃はないのですが精度の求められる滑らかな平面を作り出していったり、熱処理で生じる歪みを無くしていったり、直角を出したりと・・・大小様々な製品を、適正な機械で依頼に沿って削りながら磨き上げていかなければなりません。
製品の形状に対して刃になる部分の角度は必ず違ってくるので、そういった所の調整や段取りなどを慎重に行い精度を出していかなければなりません。
正直私みたいな素人に手伝える事は無かったので、お話を聞きつつも研磨で生じる火花を線香花火みたいだなぁ…と思いながら眺めていました。
研磨の後は検査です。
こちらの部署では時には仕上げも行い、主に出来上がった製品の検査と出荷前準備・梱包を行います。
検査の業務に関しては、検査員の熟練度が必要なためか私の風体がいい加減そうだった為か、お手伝いさせてもらえませんでしたが、出荷前準備と梱包をお手伝いさせて頂きました。
私は検査・計測をさせてもらえなかったので正直ホッとしました。ノギスやマイクロメーターなど計測器具の扱いには、今のところ全く自信がありません。
こちらの部署もひっきりなしに製品が上がってくるため、時には他部署から人員が手伝いにやって来ていました。
今回はここまでで…次回 ~アセンブリ部門から~
を、お届けします。
2022 12 06 本社 営業 高橋